エンジンチューニング

大径キャブのセッティングとともにポート研磨をご紹介します。

2サイクルエンジンは吸気した混合気を燃焼室に導くポートの整流効果で大きく性格が変わります。
キャブレターから吸気した混合気はクランクケース内の1次圧縮室で圧縮されて燃焼室に送られます。
1次圧縮で勢いよく燃焼室に送られる事で燃焼ガスが綺麗に排気されます。
4サイクルのオーバーラップですね。
そのためのクランクケースから燃焼室に繋がるポートを研磨します。

右が研磨前、左が研磨後のシリンダーです。
シリンダー左右にあるポートの仕切りを鋭角に削っています。
ここでは鏡面化しません。表面が荒い方が流速が高く、ガソリンの霧化が促進されます。


リードバルブから吸気した混合気が当たる仕切りも鋭角に研磨します。
ここも混合気が当たる表面を荒らしてガソリンの霧化促進を狙います。

排気ポートも研磨します。

排気ポートは鏡面化してカーボンの堆積を防ぎます。
ポート径をチャンバーのエキパイ口径に合わせて研磨し、段差をなくします。
段差があると中速域でトルクの谷ができます。

今回はエンジンチューニングはこのぐらいで、圧縮比の変更等は行いません。
まずはセッティングが出ないとなんとも検討できないので。

大径キャブセッティングへ続く